毎日のお肌のケアで悩ましいのが、顔の毛穴や皮脂などの肌トラブルです。
毎日気を使っているのにもかかわらず、肌トラブルが改善されずに悩んでいる方もいることでしょう。
そんな中で注目を集めているのが炭酸水洗顔です。
最近では健康上の理由から、炭酸水に注目が集まっています。
実は洗顔でも炭酸水を使用して肌トラブルを改善できることもあるんです。
しかし肌の性質は人それぞれですから、実際にやってみる前に自分に合っているのか、確認しておきたいですよね。
そこで今回は炭酸水洗顔をやる方法やメリット、やらない方が良い肌の性質まで、徹底的に解説していきます。
気になる方は是非参考にしてみてくださいね。
目次
炭酸水洗顔はすすぎ・泡立てで炭酸水を使う方法
炭酸水洗顔は、すすぎ・泡立てで炭酸水を使用して洗顔する方法です。
通常洗顔をするときは水がお湯で行いますが、二酸化炭素を含む炭酸水を使用することで、肌にいい影響を与えられるといわれています。
後述しますが、肌の結構促進や毛穴のケアにも効果が見込めるので、肌トラブルに悩んでいる人にとってはいい影響を受けられます。
しかし炭酸水は少なくとも水よりは刺激があるので、肌トラブルによっては使用しない方がいいこともあります。
炭酸水洗顔で得られる効果
個人差はありますが、炭酸水洗顔で得られる可能性のある効果は、以下の通りです。
- 肌の血行促進
- 炭酸水で汚れを落とす
- シミ予防効果
- 毛穴ケア
以下で詳しく解説していきます。
肌の血行促進
炭酸水は二酸化炭素の気泡が多く含まれています。
シュワシュワとした泡は肌に増えれた後、肌に浸透していき内部から血行を促進してくれます。
水やお湯で洗顔をするより血行を促進しやすいので、肌の調子を整えやすくなるのです。
乾燥の多い季節やつい食事バランスが崩れてしまう時期など、肌の調子が悪くなったタイミングで使用することで肌の調子を整えることができるのです。
ただし肌に良い効果が出るかどうかは個人差があります。
炭酸水で汚れを落とす
通常洗顔をしていても落とせない汚れももちろんあります。
肌は定期的にターンオーバーをして、新しい細胞に切り替えています。
しかし肌に汚れがついていると、ターンオーバーを阻害してしまう可能性もあるのです。
炭酸水で泡立てた泡やすすぎをすることで、洗浄効果の高い洗顔ができます。
シミ予防効果
日焼けなどでシミができる原因は、メラニン色素の蓄積による色素沈着です。
メラミン色素の蓄積は血行不良によって発生するため、炭酸水洗顔を行ったことによる血行促進でシミを予防できる可能性があります。
新陳代謝を活発化させてメラミン色素を蓄積させない肌作りができるので、普段から日焼け対策をしテイル方におすすめです。」
毛穴ケア
炭酸水での洗顔の洗浄効果で、毛穴ケアもできます。
毛穴にあるよごれを炭酸ガスが浮かせて除去してくれます。
水やお湯よりも、炭酸水はたんぱく質汚れを浮かせやすい性質があるので、毛穴の奥塚くにある汚れも浮かせてくれる可能性があります。
また角質も吸着してくれるので、毛穴トラブルの改善になる可能性もあります。
炭酸水洗顔をするデメリット
炭酸水洗顔は効果だけ見るとメリットが多いように見えますが、あくまで肌の状況が良い場合に限ります。
人によっては下記のような効果があらわれる可能性もありますので、注意が必要です。
- 乾燥肌だと必要な皮脂まで洗い流してしまう
- 肌トラブルがあるとさらに悪化させる可能性がある
- 頻繁にやると肌トラブルになる可能性がある
以下で詳しく解説していきます。
乾燥肌だと必要な皮脂まで洗い流してしまう
乾燥肌の人が炭酸水洗顔を行うと、必要な皮脂まで洗い流してしまう可能性があります。
上述したとおり炭酸水は皮脂などのたんぱく質汚れを浮かせやすい特性があります。
人間、皮脂が多すぎるとニキビなどの肌トラブルの原因になりますが、逆に皮脂が少なすぎても肌トラブルを引き起こす可能性があるのです。
乾燥肌は皮脂が少ないので、炭酸水洗顔をしてしまうと肌に必要な皮脂まで洗い流してしまいます。
肌は保湿しようと皮脂を出して肌を守ろうとするため、ニキビを誘発しやすくなってしまうのです。
乾燥肌の場合は無理して炭酸水洗顔をしない方がいいでしょう。
肌トラブルがあるとさらに悪化させる可能性がある
ニキビなどの肌トラブルがあると、さらに悪化させる原因になります。
ニキビにも種類がありますが、毛穴内部で炎症を起こしているニキビの場合、刺激を与えるとさらに悪化する可能性があります。
肌が敏感になっているところにさらに刺激を与えることで、他のニキビを誘発したりさらに膿ませる原因にもなりかねません。
ニキビはしっかりと肌を清潔に保つことが大切ですが、出来る限り刺激の少ない方法でケアをしていきましょう。
頻繁にやると肌トラブルになる可能性がある
炭酸水洗顔は洗浄力もあり、肌を清潔に保つこともできますが、頻繁にやると肌トラブルになる可能性もあります。
何事も適度にやることが大切ですので、毎日やることはお勧めできません。
血行促進をしたいのであれば、半身浴をしたりマッサージをするなど、他の方法と並行していきましょう。
炭酸水洗顔のやり方は使う水を炭酸水に変えるだけ
炭酸水洗顔のやり方は、洗顔で使う水を炭酸水に変えるだけでOKです。
但しすすぎを炭酸水にするか、洗顔料の泡立てを炭酸水に変えるかの2パータンがあります。
すすぎで炭酸水を使用するときは、顔を濡らす時と洗顔料を洗い流す時に使う水を炭酸水に置き換えましょう。
一方で炭酸水を使って洗顔料を泡立てる方法は、洗顔料を手に取ったタイミングで炭酸水を注いで泡立てるだけです。
洗顔ネットで泡立てることで、きめ細やかな泡が作れます。
泡立てる以外は炭酸水を使用しないのがポイントです。
炭酸水洗顔をするときのポイント
炭酸が入った水がすべて洗顔につかえるわけではありません。
炭酸水洗顔をするときには、下記のポイントを踏まえておくと良いでしょう。
- 市販の軟水・無糖のものを選ぶ
- やっても週2~3回を目安に
- 洗顔が難しいなら炭酸水パックをするのもあり
- 炭酸濃度は肌の状況に合わせる
以下で詳しく解説していきます。
市販の軟水・無糖のものを選ぶ
炭酸水洗顔で使用する炭酸を選ぶ時には、市販のもので軟水・無糖のものを選びましょう。
糖分が入っていると顔にべたべたが残る原因にもなりますし、余分なものが入っていると毛穴に入ってしまう可能性があります。
そのため市販されている炭酸水のなかでも、無糖のものの方が肌にいいとされています。
また軟水の方がミネラル分が少ないので、肌に優しい水です。
炭酸水で刺激を与えるぶん、他の要素で刺激を与えないようにしましょう。
やっても週2~3回を目安に
炭酸水洗顔は毎日やってしまうと肌に刺激を与えすぎて、逆に肌トラブルを招く原因になります。
もし頻度高くやりたいのであれば、やっても週に2~3回を目安にしておくといいでしょう。
洗顔が難しいなら炭酸水パックをするのもあり
炭酸での洗顔がどうしても難しいのであれば、炭酸水パックをするのもありでしょう。
炭酸水パックは、コットンに炭酸水を含ませて顔の気になる箇所に乗せるだけです。
気になる箇所に置いておくと、毛穴のトラブルなどの解消が期待できるかもしれません。
炭酸濃度は肌の状況に合わせる
炭酸水洗顔をするとき、炭酸濃度が高い方が肌が良くなるのではないかと思う方もいるでしょう。
しかし無理やり強炭酸で洗顔をしてしまうと、また強い刺激となり肌トラブルになる可能性があるのです。
炭酸濃度は肌の状況に合わせて選ぶことをおすすめします。
肌にあててみて、少しでも違和感を感じたらすぐに辞めましょう。
普段の洗顔方法を見直すのも大切
炭酸水洗顔で効果的に肌を洗浄するのもいいですが、普段の洗顔方法を見直すことも大切です。
普段の洗顔方法を見直すことで、炭酸水洗顔の頻度を減らせる可能性もあります。
また食事習慣や生活習慣を改善することも忘れないようにしましょう。
根本的な部分から変えていくことで、普段から綺麗な肌を手に入れられるでしょう。
肌の状況に合わせて炭酸水洗顔を取り入れるかを決めよう
炭酸水洗顔は市販のものを使用して、自宅でも洗浄力の高いスキンケアが実現できます。
しかし刺激が強いので、肌トラブルを抱えている方は利用すべきか、良く自分と相談することをおすすめします。
もし実際に炭酸水洗顔をしてみて、肌トラブルを起こしてしまった場合は、すぐに皮膚科を受診しましょう。
肌の状況に合わせて炭酸水洗顔を取り入れて、是非綺麗な肌作りに挑戦してみてくださいね。
