ウォーターサーバーって本当に安全?衛生面や構造的な危険は?安心して使うためのポイントを解説

ウォーターサーバーって本当に安全?衛生面や構造的な危険は?安心して使うためのポイントを解説

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ウォーターサーバーを利用している方も、検討中の方も安全面に関してはどうしても気になりますよね。

水は毎日飲むもののため、安全面が高くないと健康に支障をきたしてしまう可能性も。

小さなお子さんがいる家庭では、粉ミルクをつくる際に水道水ではなくウォーターサーバーの水を利用するため、尚更安全面に関しては敏感になると思います。

またお子さんとウォーターサーバーの接触によって事故などが起きないかも心配ですよね。

そこで今回の記事では、ウォーターサーバーの安全面と安全を保つ方法を徹底解説していきます。

ウォーターサーバーを検討中の方はぜひ参考にしてみてください!

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目次

ウォーターサーバーの水は法的基準をクリアしているため安全性が高い

空腹に水を飲むことで期待できる10個の効果

ウォーターサーバーの飲み水は、各社ごとに定めている法定基準をクリアしているため、安心して飲める飲み水となっています。

品質管理の面で、メーカーによっては、世界でも通用する食品衛生・食品安全規格を取得している製造工場もあるほど。

加えてウォーターサーバーで飲める水は、天然水・RO水に分けられ、2種類とも非常に安全な水とされています。

それぞれの水の特徴について紹介していきます。

天然水は汚染物質などが含まれていない綺麗な水

天然水は、地下数百メートルから1千メートルという極めて深い地層から採水される地下水を原水としており、汚染物質や放射能の影響が検出されないほど綺麗な水。

地下深くから採水を行うため、地表の空気に触れることによって生じる汚染が起こりにくいのが特徴です。

さらに国で定められた基準値に従って、天然水をろ過して不純物を取り除いていてから殺菌処理をしているため、天然水の安全性は非常に高いと言えます。

RO水は極小の膜でろ過している純水に近い水

RO水のROとはReverse Osmosisの略で、日本語に訳すと逆浸透という意味。

逆浸透は逆浸透膜を用いて起こすことができる現象で、逆浸透膜は水以外を通さない膜なので、不純物や放射線物質が混ざる可能性はありません。

加えて、逆浸透膜は1千万分の1の極小サイズで、放射能として心配される「ヨウ素131」や「セシウム137」までも取り除くことが可能。

そのため、RO水は細菌類や病原体、そして放射性物質も取り除いている安全性の高い飲み水になっています。

メーカーの定期的なメンテナンスがついているので安心

ウォーターサーバーは水質だけではなく、サーバー本体の安全性を高めるために、定期的なメンテナンスの機会をもうけています。

回数や頻度に関しては、各企業によって異なりますが、定期的に洗浄やパーツ交換にも対応してくれます。

料金は毎月の利用料金に含まれているので、追加料金を取られることは少な合いで賞。

メーカーのメンテナンスの実施があることで、自分で分解してメンテナンスできない人にもおすすめです。

フィルター形式のウォーターサーバーは、定期的に交換用のフィルターが送られてくるので、衛生面でも安心です。

中には数年に一回サーバーを取り換えてくれるものもあります。

ウォーターサーバーのメーカー別安全対策

具体的な例がないと不安い思う方もいますよね。

そのような方のために、実際にウォーターサーバーのメーカーが行っている安全対策について紹介していきます。

これを知れば安心して水を飲めること間違いなしです!

  • プレミアムウォーター
  • クリクラ
  • フレシャス

プレミアムウォーター

プレミアムウォーター 画像 20236月

 

プレミアムウォーターは、地表に触れない地下水脈からくみ上げた天然水を使用しているため、汚染の危険がありません。

原水は4段階以上ものフィルターで完全に除菌されています。

また、プレミアムウォーターは独自の品質管理規定を設けています。

1時間ごとの水質検査と毎月の放射能物質検査を行い、結果はHPから見れるようになっています。

結果が目に見えるのは、消費者からすると何よりも安心できますよね。

クリクラ

クリクラ

 

クリクラでは、逆浸透膜(RO膜)システムを用いて不純物を取り除いた安心安全で美味しいRO水を提供しています。

また、ボトルの洗浄や充填作業の場に人が入らないように全工程をオートメーション化しているため、埃や菌が入る心配がありません。

毎月外部の専門企業による水質検査を行い、放射性物質が含まれていないかを確認しています。

結果をHPに公開しているのも信用できる要因ですよね。

フレシャス

フレシャス 1009

フレシャスは、優れた水源にこだわっているウォーターサーバーメーカーです。

ボトリング作業は大気中の殺菌が入るのを防ぐためクリーンルームで行っているため、埃や菌が入る心配がありません。

フレシャスの水はウォーターサーバーメーカーとしては珍しく、逆浸透膜(RO膜)システムを取り入れていません。

理由としては、RO水はミネラル分なども含まれないため、体内に入った時に細胞の浸透圧のバランスを崩しお腹を壊す可能性があるからだそうです。

逆浸透膜(RO膜)システムを取り入れていませんが、その分衛生管理を徹底しているため安全性には全く問題ありません。

ウォーターサーバーの水は安全?3つの殺菌方法

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ウォーターサーバーで使用している水は、3種類の殺菌方法で処理されています。

  • 加熱殺菌
  • 非加熱殺菌
  • フィルター殺菌

この処理により雑菌などの繁殖を抑えています。

加熱殺菌

加熱殺菌とは読んで字のごとく加熱により殺菌する方法です。

食品衛生法に基づいて「85度で30分以上加熱するか、それと同等以上の熱量を加える」作業で処理を行っています。

加熱殺菌はかなり安全性を高めてくれますが、ミネラル分を除去してしまうデメリットもあります。

ミネラル分を含まない水は、うまみがない水になってしまいます。

「121度で6秒間の高温殺菌」を行っているメーカーもあります。

非加熱殺菌

非加熱殺菌は、熱を加えずにオゾン殺菌や紫外線殺菌により処理を行う方法です。

フィルターを通す必要がないというメリットがありますが、本当に綺麗で清潔な水でないと適さない殺菌方法です。

フィルター殺菌

フィルター殺菌は、セラミックや中空糸膜を用いてろ過する方法です。

ウォーターサーバーの水の水はフィルター殺菌を行っている場合が多いです。

逆浸透膜が使われているのはRO水と呼ばれており、不純物や汚染物質は全く含んでいません。

ミネラルなどの成分を除去するため刺激が少なく、赤ちゃんに与える水はフィルター殺菌を行っているウォーターサーバーの水が適しています。

無殺菌

無殺菌とは加熱殺菌、非加熱殺菌、フィルター殺菌の3つの殺菌方法を行っていません。

採水した水を処理せずにそのままボトリングしています。

日本では無殺菌の水を扱っているウォーターサーバーメーカーはほとんどありませんが、ヨーロッパなどの海外ではよく扱っています。

そのため、輸入販売の水は無殺菌のものが多い傾向があります。

ウォーターサーバーの水の種類

ウォーターサーバーで使用される水は大きく分けて天然水とRO水の2種類です。

どちらも厳しい検査により、基準値を超えるような汚染物質は含まれていないため安全と言えます。

特にRO水は、測定できる汚染物質は全く含まれていません。

天然水

天然水とは、地下水や川などから採水をした水の名称です。

あまり殺菌処理をしてないため、ミネラル分を多く含んでいるという特徴があります。

様々な採水地の種類があり、有名な採水地の水を自宅で飲めることもあります。

国の所定の基準で濾過・不純物の除去・殺菌処理までが実施されているので、安心して飲めるでしょう。

各メーカーでも水の水質に関しては公表されていますので、気になる方はチェックしてみてください。

RO水

RO水とは逆浸透膜(RO膜)システムを用いてろ過された水です。

不純物や雑菌に加えて、ミネラル成分まで除去されているため、赤ちゃんや妊婦さんまで問題なく飲用できます。

原水をろ過した後に味の調整をする場合もあり、非常に安全性が高い水と言えます。

ウォーターサーバーに入れた水の安全性

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ボトリングされた時点のお水は確かにきれいで安全ですが、ウォーターサーバーにセットした後の衛生面についても気になるところですよね。

基本的にウォーターサーバー内はお水を衛生的に保てる構造にできています。

しかし気をつけていないと雑菌が増えてしまうこともあるため、その原因を把握して対策できるよう備えましょう。

主な原因は下記の2つです。

  • ウォーターサーバーの水には塩素が含まれていない
  • 給水口がむき出しになっている

ウォーターサーバーの水には塩素が含まれていない

ウォーターサーバーの水には、水道水とは違い殺菌用の塩素が含まれていません。

そのため水道水に比べてどうしても傷みやすく、汚染もされやすいです。

水道水には塩素が含まれており、殺菌作用がついています。

しかし塩素を入れることにより、水本来の飲みやすさや栄養素が損なわれてしまうことにもなりかねません。

そのため完全に密閉されている状態で配送されてきます。

飲み始めた後には、すぐに飲み切らないと雑菌が繁殖してしまう可能性があります。

給水口がむき出しになっている部分は菌が繁殖しやすい

ウォーターサーバーのほとんどは給水口がむき出しになっており、外気に触れるため雑菌が繁殖しやすいです。

また、水を注ぐ際に手やコップが触れるため、埃や菌が付着しやすいというのも原因です。

毎日使用しているため、水垢やカビの原因になってしま可能性があるので、注意が必要です。

ウォーターサーバーを安全に衛生的に使う方法

掃除

ウォーターサーバーは放置しすぎてしまうと、どうしても衛生面に問題が出てきてしまいます。

常に衛生面を保つ方法がいくつかあるため、紹介していきます。

これから紹介する方法を全くやっていない方は、すぐにでも行うのをおすすめします。

定期的に本体の清掃を行う

清掃場所は大きく分けて4つあります。

  • 吐水口
  • 本体外面
  • ボトルカバー
  • 受け皿

本体外面とボトルカバーは最低でも1週間に1回は清掃してください。

吐水口と受け皿は毎日数回は清掃するのが望ましいです。

清掃方法はどの場所もほとんど同じで、食器洗い用洗剤とスポンジ・清潔な布などを用いて行います。

水の受け皿は基本的に取り外し可能ですので、一旦外して洗剤を使用して洗いましょう。

食洗器に書けてしまうと熱で変質してしまう可能性もありますので、注意が必要です。

ボトルカバーや本体外面は、除菌シートなどを活用して、拭き上げてみると良いでしょう。

内部クリーン機能を使用する

ウォーターサーバーの中には、内部クリーン機能が備わっている機種があります。

内部クリーン機能とは、温水をサーバー内で循環させて殺菌処理を行う機能です。

内部クリーン機能を使うとしばらく水を使用できなくなりますが、常に内部を清潔に保てます。

ウォーターサーバーの衛生面が気になる方は、内部クリーン機能付きの機種を選ぶのをおすすめします。

ただし内部クリーン機能は、省エネモードに変換しているとオフになってしまうこともあるので、注意が必要です。

長期間使用しない場合は水抜きやメンテナンスを依頼する

長期間ウォーターサーバーを利用しない場合、サーバー内部で雑菌が繁殖するのを防ぐためボトルを外してサーバー内の水抜きを行う必要があります。

ボトルを外した後は、埃が入るのを防ぐためにラップやビニールを被せるようにしましょう。

1か月以上使用しない場合はサーバーメンテナンスを業者に依頼する必要が出てきます。

メーカーによっては定期的にメンテナンスを行ってくれる業者もあるため、調べてみてください。

ウォーターサーバーの水の安全性を維持するポイント

それではここから、ウォーターサーバーの水をより安全に飲むためにセルフでできる取り組みを紹介していきます。

  • セルフメンテナンスを定期的に行う
  • ウォーターサーバーを日光の当たる場所に設置しない
  • 開封後はなるべく早く使いきる

それぞれを意識するだけでも、より安全な水を口にすることに繋がるので、よく理解しておきましょう。

セルフメンテナンスを定期的に行う

サーバー自体に搭載されている機能や業者によるメンテナンスの他にも、衛生的に保つためにはユーザー自身で日頃のお手入れが大切。

本体や給水口はアルコールスプレーを使って拭き掃除をし、受け皿は食器用洗剤で入念に洗う様にしましょう。

特に給水口や水の受け皿などは、ほこりや汚れが貯まりやすく、雑菌の温床となるためこまめな掃除が必要です。

業者によるメンテナンスは頻繁に行われないため、まめなセルフメンテナンスが水の安全性を保つためにとても重要。

また、サーバーを一時的に使わない場合はサーバー内部が不衛生な環境になってしまうことを防ぐため、ボトルを取り外して水を抜いておくといいでしょう。

ウォーターサーバーを日光の当たる場所に設置しない

ウォーターサーバーを直射日光のあたるところに設置するのはNGです。

サーバーの水が日光にさらされてしまうと、雑菌が繁殖する原因となり、水の安全性が損なわれてしまいます。

また、高温多湿の空間も同様に雑菌の繁殖に繋がります。

そのため、サーバーは直射日光が当たる場所を避けて、風通しの良い涼しいところに設置しましょう。

開封後はなるべく早く使いきる

ウォーターサーバーの水は、未開封で適切な保管方法であれば、製造から半年程度は衛生が保たれるよう管理されています。

しかし、残留塩素により長い保管が可能な水道水と違って、ウォーターボトルは開封してしまうと長期保存ができません。

そのため、ボトルを開封した後はなるべく早く飲み切るようにしましょう。

一度開封したボトルは2週間を目安に飲み切るのを心がけ、余った水は生活水として使用することがおすすめ。

あまりに期間を過ぎたボトルの水を飲んでしまうと、体調を崩してしまう原因になるため、十分に気をつけましょう。

ウォーターサーバーの構造の安全性

ウォーターサーバーにチャイルドロック機能は必要?安全性について解説!

ウォーターサーバーの水質の安全性については解説しましたが、ここからは構造的な視点からの安全性について見ていきましょう。

ウォーターサーバーに搭載されている安全機能には、主に下記のようなものがあります。

  • 空焚き防止機能
  • チャイルドロック機能
  • 重心の低いウォーターサーバーは転倒しにくい
  • 水の取り換えがしやすいことも

空焚き防止機能

ウォーターサーバーには基本的に空焚き防止機能が搭載されており、空焚きが起きない設計となっています。

サーバー内部の貯水タンクに空焚きを防止用の水が入っており、セットしているボトルの水が無くなってしまっても、貯水タンクから水が補充される仕組みになっているのです。

そのため水が入っていなくても安心して利用できる設備が整っています。

チャイルドロック機能

最近ではチャイルドロック機能は、ウォーターサーバーの表重装備になりつつあります。

ウォーターサーバーはコックを一ひねりするだけで80℃以上のお湯が出てくるため、お子さんが誤って接触することで、熱湯で火傷してしまう危険があります。

安全のためにも、簡単にはお湯が出ないようにチャイルドロック機能を搭載した機種が増えているのです。

またできれば冷水の方にもチャイルドロックがついた機種だと安心ですね。

冷水は火傷の心配がないためチャイルドロック機能をつけていないサーバーもありますが、お子さんが床を水浸しにして大惨事になってしまう可能性もあります。

もしも小さなお子さんがいるご家庭ならば、出来ればチャイルドロックつきの機種から選ぶことをおすすめしますよ。

重心の低いウォーターサーバーは転倒しにくい

ウォーターサーバーの転倒によって怪我をしてしまうトラブルもある中、比較的転倒に強いウォーターサーバーというのもあります。

それは、水のボトルの設置位置が低い構造のサーバーです。

一般的にはウォーターサーバーの一番上にボトルを設置するタイプが主流ですが、それに比べてボトルの位置が低いタイプは重心が低くなるため安定感が増し、転倒しにくいのですね。

また重いボトルを高く持ち上げて交換しなくていいので扱いやすいメリットもあります。

ウォーターサーバーの実際に起きた安全に関するトラブル

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基本的には安全なウォーターサーバーですが、使い方を間違えてしまうと事故に繋がってしまう恐れがあります。

ここからは実際にあった事故を紹介をしていきます。

ウォーターサーバーを利用している方は、充分注意してください。

  • お湯による火傷
  • ウォーターサーバーの転倒による怪我
  • コンセントからの 感電・漏電
  • 背面の接触によるやけど

お湯による火傷

ウォーターサーバーの事故で最も多いのが火傷です。

子供が温水コックを開けて温水が出てしまい火傷をしてしまう可能性があります。

ウォーターサーバーにはチャイルドロック機能が付いているのがほとんどですが、いじっているうちに解除されてしまう可能性も0ではありません。

対策としては解除しにくいチャイルドロック機能が付いているウォーターサーバーを選ぶことです。

中にはチャイルドロック機能が作動なかったという報告もあるため、お子さんがいる家庭は注意しましょう。

ウォーターサーバーの転倒による怪我

ウォーターサーバーは機種によりますが、30~40キロもの重さがあります。

転倒して小さい子供などが下敷きになったら大怪我をしてしまう恐れもあります。

対策はボトルが下置きのウォーターサーバーを選ぶことです。

ボトルの位置が上だと重心が上になり、転倒するリスクが高まってしまいます。

また、転倒防止用グッズを購入するというのも対策の1つです。

コンセントからの 感電・漏電

ウォーターサーバーの設置場所が悪いと漏電と感電の危険性があります。

対策としては、延長コードやたこ足配線はなるべく避けるのがいいでしょう。

コードを束ねてしまうと不可がかかってしまうため危険です。

コンセント周りの埃を定期的に掃除するのも重要です。

ウォーターサーバーを利用している方は、アース接続をしましょう。

ウォーターサーバーは基本的に安全だがメンテナンスも必要

ウォーターサーバーは、基本的には安全で衛生的です。

しかし、扱い方を間違えてしまうと一気に衛生面の問題が生じたり事故につながることもあります。

今回紹介した注意点を守り、ウォーターサーバーを安全に快適に使用していきましょう!