備蓄水の最適な保管場所は?保管時の注意点や必要な備蓄量も解説

備蓄水の最適な保管場所は?保管時の注意点や必要な備蓄量も解説

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近年では地震や異常気象による災害が増加傾向にあり問題となっていますね。

もはやいつどこで起きてもおかしくないという意識から、非常時のために備蓄だけでもしておこうと考える人も増えています。

災害用の備蓄として用意すべきものは色々とありますが、最も大切なものの一つがお水です。

いざという時に命を維持するためにも、最優先で確保しておきたいところですね。

そこで今回は、備蓄水の保管に最適な場所や必要な備蓄量、保管時の注意点などについて解説していきたいと思います。

備蓄水の保管に必要なスペースについても紹介していきますので目を通してみてください。

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非常時の対策として備蓄水の用意は重要

水道水のpHはどのくらい?飲料水に適したpHはどのくらい?

 

生活に必要なライフラインとしては電気・ガス・水道が挙げられますが、中でも命を守ことに直結しているのが水道です。

正しくは水の確保ですね。

人間は水と睡眠がしっかり取れていれば2~3週間は生きていられると言われています。

逆に水が飲めない状態では4~5日程度で、命を落としてしまうとされていますよ。

そのため非常時の対策として備蓄を用意したいと考えている方は、まずは備蓄水の確保を優先することをお勧めします。

備蓄するのは基本的に飲料用水

お水は体や手を洗ったりトイレを流したり、歯磨きをする際にも使えますが、備蓄水の使い道は基本的に飲料用です。

飲料用以外はマウスウォッシュ、ドライシャンプー、非常用トイレなどに代用できますし、飲料用に使える清潔なお水をそれ以外の用途で消費するのは非常にもったいないです。

保管できるお水の量も限られていますから、出来るだけ飲料用として使えるように、水なしで使える衛生グッズなどの備蓄も少しずつ揃えていくと良いでしょう。

備蓄水を置くのに適した保管場所

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備蓄水の保管に適したおすすめの場所は下記の3点です。

  • クローゼットやキッチン
  • トランクルーム
  • ウォーターサーバー

クローゼットやキッチン

自宅のキッチンやクローゼットは直射日光が当たりにくく、家族も比較的場所を覚えやすいのでおすすめです。

ただし、特にキッチンの場合は高温多湿にならない場所であるかを確認してくださいね。

トランクルーム

トランクルームをレンタルしておき、そちらに備蓄水を含めた防災セットを保管するという方法もあります。

宅内の生活スペースを消費せずまとまった量の備蓄ができるうえ、災害時の家族の一時避難場所としてにもなります。

家の中に備蓄水の保管するスペースをなかなか確保できない方におすすめの方法です。

その際は家から遠すぎない距離、もしくはアクセスしやすい場所からトランクルームを借りるようにすると良いでしょう。

ウォーターサーバー

サーバーの種類にもよりますが、基本的にウォーターサーバーではメーカーから定期配送されるボトルのお水を使います。

もし水道が止まってしまったとしても、ウォーターサーバーのお水はボトルから供給されるため、しばらくは飲料水をいつも通り使えますよ。

設置場所はキッチンやリビング、寝室など、基本的にお好きなお部屋に配置可能。

一般的なウォーターサーバーのボトルは一本12Lと大容量ですので、小さなボトルを何本も買うより省スペースにも繋がりますね。

非常時対策として必要な備蓄水の量

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いざという時のためにお水はたくさん備蓄しておいた方が安心ですが、心配だからとどんどん備蓄量を増やしていくとキリがありません。

そこで一般的に非常用として用意しておくお水の備蓄量の目安について紹介します。

まず大人1人あたりでは、飲料水・料理用水を合わせて1日に3Lの水が必要とされています。

ライフラインの復旧まで時間がかかることを想定した場合3日分はしておきたいところですので、1人あたり9Lを目安に備蓄してみましょう。

また雑用水に関しては飲料水ほど質の良いお店である必要はありませんので、普段から浴槽に水を溜めたままにしておく等の方法で備えるのがおすすめです。

備蓄水の保管場所に必要なスペース

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例えばよくある2Lのペットボトルが6本入った段ボールの場合、一般的な箱のサイズは下記のようになります。

  • 2L×6本の場合
    【幅27.2㎝×奥行22㎝×高さ31.5㎝】

2Lのペットボトル6本で12Lですから、これは大人1人ならおよそ4日分の飲料水となります。

キッチン下のスペースなど高さのない空間では難しいですが、クローゼットなどでもしダンボールを縦に重ねることができれば、床面積を消費せずに倍の量を備蓄することができますよ。

備蓄水の保管方法に関する4つの注意点

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備蓄水を安全に保管しておくためのポイントは下記の4点です。

  • 備蓄には未開封のお水を使う
  • 直射日光と高温多湿を避ける
  • 保管場所を複数に分ける
  • 賞味期限が近くなったら入れ替える

備蓄には未開封のお水を使う

備蓄水は長期間保管すること前提ですので、必ず未開封の容器(パックやペットボトル)に入ったお水を使いましょう。

備蓄用のペットボトル水水であれば3~5年、一般的なペットボトルのミネラルウォーターでも半年から1年は常温で保管可能です。

一度開封してしまったお水は雑菌が入り込んでしまうため保管中に傷んでしまう可能性が高いです。

いざという時に困らないためにも、必ず未開封のまま備蓄してください。

また水道水を自分で容器に移して備蓄用にするのはお勧めできません。

水道水は冷蔵庫に入れてもせいぜい10日間保存するのが限界です。

直射日光と高温多湿を避ける

未開封のペットボトル水であっても、直射日光の差す場所で長時間保管すると品質が落ちてしまいます。

また高温多湿の場所もカビや雑菌が増えやすいため、衛生状態を維持したい備蓄水の保管には向きません。

保管場所を複数に分ける

備蓄品は1ヵ所にまとめてしまうと、建物や家具の倒壊でいざという時に備蓄品を取り出せないなんてことになりかねません。

保管場所が複数箇所用意して分散しておくことで対策になります。

備蓄水だけでなく、防災グッズもいくつか用意しておき備蓄場所それぞれに揃えておくと良いでしょう。

賞味期限が近くなったら入れ替える

ペットボトル水は仮に賞味期限が切れていても急に飲めなくなるわけではありません。

とはいえ、いつまでも品質を維持しておけることにはならないため、賞味期限が近くなったと思ったら定期的に入れ替えを行う必要があります。

備蓄水をいざ必要になった時に安心して使えるよう、賞味期限をあらかじめわかりやすい場所に控えておくなどして、入れ替えを忘れないよう対策しましょう。

ウォーターサーバーは備蓄水の管理に最適

ウォーターサーバーの費用は経費で落とせるの?会社に導入するメリット・デメリットとは?

非常時用の飲料水対策であれば、ウォーターサーバーの導入も方法の一つ。

メーカーからお水が定期配送されるので、意識しなくても自然と備蓄を行えます。

また、ウォーターサーバーは電気があればお湯を利用できますので、水道だけでなくガスの供給が止まってしまった時でも安心。

下記で詳しく紹介していますが、生活水の備蓄方法として適している「ローリングストック法」に向いているのもウォーターサーバーを使うメリットと言えるでしょう。

ローリングストック法とは

ローリングストック法というのは、日常的に利用している食品を多めに買い置きし、消費しながら新たに補充していく備蓄方法のことです。

常に予備の食品が新しいものに入れ替わるため、「備蓄品がいつのまにか賞味期限切れになっていた」という事態を予防することができるのですね。

備蓄水に関わらずある程度保存のきくレトルト食品や缶詰などの食品でも取り入れると、手軽に災害対策を行うことができます。

災害時や停電時にも使えるウォーターサーバー「クリクラ」

クリクラのウォーターサーバーは日本気象協会の公式防災グッズとしても認定されており、なんと停電時でもお水が利用できます。

さらにクリクラで使われているお水は天然水よりも賞味期限が長いRO水。

RO水というのは、RO膜という高性能なフィルターを通してあらゆる不純物を除去した純水に近いお水の事ですね。

ボトルのまま備蓄しても1年~2の長期保存が可能ですよ。

クリクラ
総合評価
★★★★★3.7
  • 月額料金4.6
  • デザイン性3
  • お水の味わい3.7
おすすめポイント
  1. 厳しい基準をクリアした安心・安全の水を提供している
  2. 専任の配送員さんがお水を配送してくれる
  3. 繰り返し利用するリターナブルボトルを採用しており環境に優しい
  • 月額料金※
  • 1,920円(税込)
  • 水の種類
  • RO水
  • ボトル交換位置
  • サーバー上部
  • 最低利用期間

備蓄水と保管場所を確保して非常時に備えよう

備蓄水の保管に最適な場所や必要な備蓄量、保管時の注意点などについて解説しました。

いざという時、飲料用に使える安全なお水を確保できるかどうかは非常に重要なことです。

命を維持するためにももちろん大切ですが、精神的な余裕も全く違ってきますからね。

災害用の様々な防災グッズと違って機能性や扱いやすさを吟味しながら選ぶ必要がないため、備蓄水の用意は防災対策の第一歩としておすすめです。

家族やご自身の安心安全のためにも、是非正しい知識をもって対策を行いましょう。